メロディー ・ コードを決定する和音や伴奏やベース ・ どのような周期でアクセントが付くかを決めるドラムのリズム・・・
などなどの主な要素を除くと、(一概には言えませんが)修飾的なフレーズ、細かなパーカッションが残ると思います。このページでは、そのような曲を何気なく飾るような音の周期、繰り返し方について着目して、私の考えを書いていきます。 (2009.11.4更新)
などなどの主な要素を除くと、(一概には言えませんが)修飾的なフレーズ、細かなパーカッションが残ると思います。このページでは、そのような曲を何気なく飾るような音の周期、繰り返し方について着目して、私の考えを書いていきます。 (2009.11.4更新)
1. "一区切りつく"までの長さを2倍、4倍、・・・にする。
ある打楽器の4拍分のリズムパターンAを考えたとします。そしてそのリズムを、そのまま4拍子8小節のフレーズに8回繰り返して入れたとします。そこでその結果をよく聴くことが大事です。
下の図1-1のように1小節毎に区切りが発生することになります。
図1-1
これで良い場合もありますが、聴く人と場合によっては、何度も息継ぎしているかのような、あまり滑らかにつながっていない印象を受けることがあると思います。
仮にそのような場合であったとして、それを解決するためにパターンAとよく似たものをA'として、下の図1-2のように並べるのです。
図1-2
そうすると、周期(同じパターンに戻って来るまでの小節数)が2倍になったことになり、滑らかに続く感じになると思います。そして、さらにA'とはまた違うパターンA''を作り、下の図1-3のような並び方にすると周期は4倍になります。※図1-3は1つの例でしかなく、さまざまなパターンがあります。
図1-3
図1-1のような単純な繰り返しではなく、図1-3のような、少し複雑なパターンの方が、心地よく感じることがあります。やはり機械的な短い周期での繰り返しは音楽的な質からして、あまり良くないと私は思います。
しかし、あまり周期を長くしすぎると分かりづらくなり、耳障りになってしまうので注意してください。
下の図1-1のように1小節毎に区切りが発生することになります。

図1-1
仮にそのような場合であったとして、それを解決するためにパターンAとよく似たものをA'として、下の図1-2のように並べるのです。

図1-2

図1-3
しかし、あまり周期を長くしすぎると分かりづらくなり、耳障りになってしまうので注意してください。
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