制作のきっかけ・曲のイメージ
この曲は、パプアニューギニアに生息する鳥 「 ゴクラクチョウ 」(フウチョウ)が、森の奥深く、雌鳥の前で求愛ダンスをしているのをイメージして作りました。特に下に載せたYoutubeの中の途中と最後に出てくる黒いゴクラクチョウをイメージしました。羽をえりまきのようにしたり、頭をリズミカルに左右に倒して踊るのが私の頭に焼き付いています。不思議な雰囲気を感じながら、身も心も軽やかになる曲だと思います。
音楽制作時に考えたこと
- ジャングルの中の雰囲気を出そうと思い、細かい打楽器、シンセ音を埋めるように使いました。動物が踊っている情景をイメージしたところ、ダンスミュージックのドラムのパターンとさびが同時に頭に流れ、曲全体をダンスミュージック風に通そうと決めました。
- 今までの曲の中では、耳になじみやすいメロディーとコード進行だと思います。斬新なものにしようとしずぎると、聴き手になかなか慣れてもらえず、不安を感じる曲となってしまいますが、逆に斬新さを完全に欠いてしまっても、聴き手に先を予測されてしまい、何とも思ってもらえないつまらない曲になってしまうと思います。今回の曲は丁度いいぐらいではないかと思います。
- ダンスミュージック、ハウスミュージックなどは、一様な雰囲気のまま曲を通してしまうものが多い気がします。今回の曲はちょっとうるさいところがあったり、曲が一段落して心が落ち着くところを作るなどして、雰囲気が移り変わるように心がけました。
- 今回の曲はさびが2つのフレーズで構成されているように聴こえると思います。さびに似たコード進行をさびの前に流すことでさびをより目立たすことができるのだと思います。